経年変化(9ヶ月)Stuart&Laud~IMSL605~
新年明けましておめでとうございます。昨年は自身の予想を上回る多くの方々にこのブログをご覧いただきましたこと、御礼申し上げます。ハイペースとまではいかないかもしれませんが本年も着実にアップデートして参りますので、お付き合いいただけますと幸いです。
2019年一発目の記事は、普段仕事で履いている革靴のご紹介です。実は購入してからご紹介するタイミングを逃してしまい、半年以上経過してようやく初登場となります。
概要
【ブランド】Stuart&Laud
【型番】IMSL605
【種類】内羽根パンチドキャップトウ
【購入時期】2018年3月
【購入場所】大丸 東京店(https://www.daimaru.co.jp/tokyo/)
まず、ブランド名をみて「??」が頭に浮かぶ方も多いと思います。実は購入するまで全く知りませんでした。現在でも理解が及んでいないことが多いですが、知りえる限りの情報をこちらに掲載させていただきます。
Stuart&Laudとは・・・
アメリカのブランドで、生産地はなんとメキシコ!アメリカのブランドというとオールデン、アレンエドモンズがすぐに思い浮かびます(筆者はどちらも持っていません、泣)。伊勢丹や高島屋では見たことがないブランドでした。
購入価格は・・・
確か¥25,000程度だった気がします。スペック的な解説については後述します。
外観
全体的に丸みを帯びていて、ポテっとした印象です。足幅もワイド気味でモード感は弱いです。
アッパー
純粋なカーフではなく、表面に加工がなされていると思われます。リーガルのガラスレザーよりはソフトな印象。購入後、プレメンテナンスの為にデリケートクリームを塗布してみましたが、全然浸透しないやんけ!!購入当時は自身の目が肥えておらず、革質の判別ができていなかった証拠でもあります(どんなマテリアルで加工されているのかまでは現在も不明です、ご存知の方いらっしゃいましたらご教示ください)。とはいえ、リーガルのガラスレザーも全然履くので、銀付きでないからといって大きくがっかりすることもなかったです。
ソール
ダイナイトソールでグッドイヤーウェルテッド製法です。おそらく、この靴のバリューは革質以上に製法なのではないかと感じる。
カカトのパーツが少しズレて付けられています。これは国民性というものなのか。そう考えると国産靴はもちろん価格帯によって差はあるものの、きっちりした作りをしている、作り手側の丁寧な仕事が際立つ印象です。
インソール
購入後すぐに撮影しておくべきでした。さすがに9ヶ月も履くと印字が擦れてよくわからなくなってしまっています。
9ヶ月履いた所感
履き心地
結構いいです。靴擦れに悩まされることなく今日まで履いています。当初からアッパーが比較的柔らかくて馴染みやすい。終日外回りの日も大きなストレスを感じることなく履けています。
耐久性
革質というか素材的な要素が強く反映されていると思われますが、水に強いです。台風みたいな日はウェルトの隙間から浸水するでしょうが、小雨~シトシト程度であればアッパーから浸水することはありませんでした(勿論、傘はさしております笑)。
艶感
こちらも素材的な要素が大きいと思いますが、デフォルトの状態でも少し艶があります。例えるなら、ビニールっぽい艶とでもいいましょうか。そんな感じです。
個人的な所感
外回りが多いサラリーマンにとっては、この靴意外と良いかもしれません。タラレバな話だけれど、"ジョンロブ"や"エドワードグリーン"のような革質が優れている靴が泥を被ったり、満員電車の中で乗客に踏みつけられたりすると(きっと)がっかりされる方が多いと思います。外回りが多いサラリーマンはどんなに注意していても上記のようなリスクは嫌でも付きまとってきます。そう考えたときに、リーズナブルだけれどすごく安っぽい訳でもないこの靴って実は雨の日風の日も気兼ねなく履ける一足だなと気が付きました。
思い切りれる一足
上記の理由から、つやっつやのハイグレードな靴をビクビクしながら履くストレスから解放されるという意味では自分にとっては"アリ"な一足だなぁと感じています。もう一足欲しいかと問われら、一足持ってるから十分間に合っているという回答になるけれど、普段のローテーションにいるとちょっと心強い。
それでは!