よしだの備忘録

よしだ(仮名、♂)がゆるめにアップデートするよしだと靴の日常

悩んだ末にたどり着いた一足~Fugashin フルブローグ FDM4102~

こんばんは。最近、夕食を食べた後にどうしてもお腹が空いてしまい夜食にラーメンというデブ活を繰り返しております。将来カラダを悪くしないように気を付けないといけませんね。

 

さて、今回は前回に引き続き購入レポートです。

※前回の記事はこちら↓

rioyoshida.hatenablog.com

第2章 出会ってしまった

黒×内羽根フルブローグをネットで探す

さぁ、自分の好みのタイプが分かったところでネットでいろいろ見てみる。しかし、タイプに合致すれば何でもいい、というわけではない。「予算」という現実的な問題は考慮しなければならない。今回の予算設定はU-¥50,000。フルブローグというデザインの特性上、制作の際どうしても手間がかかるので、当然値段はある程度上がる。

探してみるとBEAMS別注のチーニーが見つかった。

www.beams.co.jp

いい感じじゃないか。うん。即決でも良い。そんな勢いで気に入った。

が、しかし。

売り切れとるがな。。。そりゃそうか。コスパよさそうやもん。考えることはみなさん似ているということですね。こうしてチーニーはあきらめることに。その後もいろんなサイトを漁ってみる。すると・・・。おっ、"Fugashin"?聞きなれないけれど、予算内でフルブローグがある!しかもレザーソールで高級感もある。いや、これは間違いなく"出会ってしまった"のではないか。とにかくいっぺん試着することを決意する。

銀座のワールドフットウェアギャラリーへ

店頭での販売先を探すと、「ワールドフットウェアギャラリー」さんでお取り扱いがあるとのこと。

www.wfg-net.com

某日、たまたま銀座に用事があったのでそのついでに立ち寄ってみた。まず、GINZA SIX店でFugashinを紹介してもらった。フルブローグが店頭に並んでいなかったので、在庫があるか確認したところ、銀座店で取り扱っているとのこと。まるで焦らされているかのようで楽しい。店員さんへお礼し、すぐさま銀座店へ向かった。そして銀座店でついにお目見え。早速フィッティングさせてもらう。サイズは7。cmに換算すると25cm。タイトフィットだけれどすごく痛いわけでもない。中底のコルクが沈んでくれば良い感じになりそうだ。

と、いうことで。無事購入!

すごく丁寧な接客をしていただいて気持ちの良いお買い物でした。

概要

ここからは写真たっぷりになります。お待たせしました。

【ブランド】Fugashin

【型番】FDM4102

【種類】内羽根フルブローグ

【購入時期】2019年1月

【購入場所】ワールドフットウェアギャラリー銀座店(http://www.wfg-net.com/ginza.html) 

"Fugashin"というブランド、ご存じない方もいらっしゃるかと思いますので簡単にご紹介致します。

「風雅心」は、履き良さを極める縫い靴製法として定評のある
グッドイヤーウエルト製法」と「ボロネーゼ製法」に、
敢えてこだわったブランドです。

何故なら、
重厚さや格調を志向する時は「グッドイヤーウエルト製法」を、
軽妙さや快適感を志向する時は「ボロネーゼ製法」。
履き良さを極める製法は唯一では無く、
その頂は双耳峰のようだと、「風雅心」は考えます。

そして、
フォーマルな装いにあっても、シチュエーションの違いで
靴の履き分けが自然と受け入れられているヨーロッパに習い、
ひとつ上の履き分けを、「風雅心」は提案します。

また、
「風雅心」はアンサンブルアイテムとして、
シャープな断面がスポーティさを醸し出すカットエッヂ(切り目)縫製され、
丁寧なコバ仕上げされた財布などの革小物もご用意いたしました。

日本の市場とその審美眼が育て鍛えた「技」と「感性」が
世界の高品質素材を厳選してお届けする「風雅心」。
「風雅心」は、貴方の足元の新しいお洒落センスを演出いたします。 

 ※Fugashin Official Online Shopより

 

ちなみにこのモデルはグッドイヤーウェルテッド製法に加え、イタリアの名門タンナー、イルチア社のカーフが使用されています(イルチアのカーフは初体験です)。

外観

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落ち着きと力強さが同居するデザイン

華やかなデザインですが、野暮ったくなく良い意味で細身です。

メダリオン

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少し粗い?

メダリオン部分の拡大写真です。少し穴の堀が粗いような気がしますが遠目で見る分にはさほど気になりません。実はこのモデルはベトナムで生産されています。その点にシビアな方はよくよく検討される方が賢明かと思います。

クォーターライニング

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黄金の印字

型番とサイズが印字されています。履きこむうちにいずれ剥げてしまうかもしれません。

インソール

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見えず辛くて恐縮です。。。

ブランド名が型押しされています。ハーフソックなので今後足の形が付いていくと思われます。

アウトソール

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綺麗ですね

ご覧の通り、縫い糸が見えません。ヒドゥンチャネル仕上げが施されています。そして土踏まず付近が少しうねっています。ヴェヴェルドウェストですね。ヒールには三角形を描くような化粧釘が打ってあります。

所感

先述の通り、ベトナム生産、メダリオンの粗さ等はありますがこのクオリティで4万円以下は脱帽です。現時点ではコストパフォーマンスの高い一足ではないかと感じます。乱暴な履き方は想定していませんが故障等がないか、これからどんな風に成長していくのか経過を記録していきたいと思います。

履き下ろしまでの準備

革靴好きな方であればかかせない準備があります。そう、プレメンテナンスですよね。当然この靴にもプレメンテナンスを施して参ります。プレメンテナンスについては次回の記事でご紹介できたらと思います!

番外編(おまけ)

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おや?

靴の箱を撮影しました。箱の色と黄金の印字、エドワードグリーンを彷彿とさせますね。というか、完全に意識してるよね??

 

 

続く!