経年変化(10ヶ月)大塚製靴~OTSUKA+A ≪DM-102≫~
こんばんは。自販機でお茶買ったのに、回収するの忘れてお金だけ払ったのが本日のハイライトです。ぼーっとしすぎ、ということでしょうか。こんなことが茶飯事な程度には抜けてます。
革製品の魅力の一つに、経年変化があります。履き下ろす前とは違った表情を見せてくれるのが愛らしいですよね。今回は10ヶ月が経過した大塚製靴の表情を写真に収めたのでこちらでご紹介したいと思います。
10ヶ月の相棒の姿
正面からの表情
少し暗いですが、アッパーに履きじわが入っており、独特の雰囲気を醸し出しているのがお分かりいただけるかと思います。
真横からの表情
全体的に大きな傷に見舞われることなく今日まで一緒に過ごしてくれています。ソールの色落ちと毛羽立ちが少し目に付くでしょうか。
かかとの表情
かかとに関してはダメージが顕著にうかがえます。そろそろトップリフトを交換するタイミングですね。
どんなケアを施してきたか
育て方(ケア)についてですが、当初はコロンブス×東急ハンズコラボの靴クリーム(色はバーガンディ)を塗布していましたが、6ヶ月を過ぎたあたりからクリームを変更。サフィールノワールのクレム1925(エルメスレッド)を塗布して育てていました。クリームを塗布するタイミングは1ヶ月に一度です。デイリーケアとしては、馬毛ブラシ(状況によっては山羊毛ブラシも併用)でブラッシング、乾いた布で空拭き程度しか行っていません。
あえて濃いめの色で唯一無二の味を出す
茶系の靴のクリーム塗布のセオリーとしては、気持ち薄めの色or無色(ニュートラル)のクリームで仕上げるところですが、市販の板チョコのような色味だったので、それよりかはちょっとだけ赤さの深みが欲しいなと思い、あえて赤系統の靴クリームを塗布して育てています。
これが茶系の革靴の面白さ
履くオーナーさんによって、育ち方は十人十色。同じ型番の革靴でも表情がガラリと変化する。その魅力に魅せられてやっぱり自分ははこれからも革靴が好きで好きでしょうがない奴であり続けるんだと思います。
それでは!